2017年02月07日 18:00  カテゴリ:カフェ探訪カテゴリ:記事ぜんぶ

懐かしいやはぎせんべい、守っていきたい岡崎の名物 一隆堂喫茶室

お久しぶりです。

前々から行きたいと思っていた、
岡崎市康生通りから一本入ったところにある
一隆堂喫茶室へ。




一隆堂の若い後継ぎさんががんばっているようです。
数年前、偶然ひさしぶりに「たぬき缶」で再会した
「やはぎせんべい」は、昔と変わらぬ懐かしい味でした。




入り口を入ると、やはぎせんべい売り場。
ご進物用にと、のし付でお買い求めのお客様がいらっしゃいましたよ。




奥の喫茶室は、スマートな空間だけれど、
静かで、ほんわか。
ドリップ珈琲の香りが漂います。


カウンターの上にある白・黄・黒がたぬき缶


ゆっくりゆっくり淹れる珈琲と、
昔ながらの懐かしいお菓子。
歩けばすぐ、ずっと変わらず開かれている
二七市(ふないち、2と7のつく日に開かれる市場)。

岡崎本来の繁華街の面影が今も生きるこの場所で、
がんばってくれてありがとう一隆堂。





あの私、いつも口うるさくさえずっているのですが、
本当においしいものって地元から出ないんですよね。
和泉屋さんだって、そうでしょう?
あのおいしさは土産物屋で無造作に売るもんじゃない。
そもそも生菓子だし、生だからおいしい。

このやはぎせんべいも、固いくせに繊細。
おそらく、土産物屋に大量に積んでおくのは難しい。
でも、この変わらぬ小麦と砂糖の素朴な味よ。
八丁味噌、自家製味噌なども気づかぬほどの利かせ味になっているようで、
赤味噌DNAの持ち主にはたまらぬ味わいなのです。

岡崎の味といえば、八丁味噌と八丁味噌と八丁味噌…
みたいな調子で来て、
少し盛り返したものの昔の繁栄ぶりがウソのような商店街で
どっこい、やはぎせんべいはがんばっている。
もっともっと、岡崎名物として知られていてもいいはずだ!

2Fの一隆堂読書室をHPで見て、
しめしめ、こりゃパソコンを持ち込んで
お仕事するのによいわい…と思って訪ねたのですが、
あいにく貸し切りでした。
ツイッターで利用状況がわかるそうなので、
チェックしてから行きましょう。
※お店の方によると、読書室の貸し切りは少し続くかも




テイクアウトの「本日のコーヒー」の美味しかったこと!
紅茶党なので、珈琲のストライクゾーンが狭いんですが、
これは、素晴らしい。




一隆堂喫茶室
愛知県岡崎市連尺通3の18
  
営業時間 9時〜18時(L.O 17時)
定休日 水曜、毎月最終木曜 不定休あり   

駐車場/店舗向かいと南隣に計4台
(歩いてすぐの市営籠田公園地下駐車場等、近隣有料駐車場利用の場合、500円以上の購入で駐車券提示のうえ100円キャッシュバックあり)

★毎月最終土曜日は、
月1イベント「ジャズ喫茶 一隆堂」
ジャズのアナログレコードが店内にずらりありましたよ。行くべし!
(18時〜22時 アルコールあり)  


Posted by ちびた │コメント(0)