これまでの人生で食べたケーキで一番おいしく、
どのひと口も驚きを持って堪能できたデザート体験。
参りました　タンブラン。





たとえば、この栗のショートケーキ。
ま、普通だいたい味の想像つくじゃないですか。

と・こ・ろ・が！
ひと口食べたとたんに、
鼻孔をふわっと抜けるバニラと栗の香り、
とろける食感、軽い舌触り、ミルクの風味に
全身からチカラが抜けました。


友人がオーダーしたこちらは、
イギリスのサマープディングのような一品。



これもまあ、だいたい想像するじゃないですか。
フランボワーズのベリー！って感じの酸味を
クリームで和らげる、みたいな。

と・こ・ろ・が！
違う！想像していた味じゃない！
酸味はあくまでフルーティ。
クリームもくどくなく重くなく、
ミルクの味わい。



軽く1個目をたいらげ、
迷うことなく、ショーケースにずらりと並んだ
他のケーキも試すことにしました。



しかし迷う…。迷いますよこれは…。


二つ目は、重そうなチョコレート系を選んでみました。

奥は友人のふたつめ。


予想される味は、
チョコレートクリームとキャラメルクリームで
濃厚！鼻血でそうな感じかなあ、と。

と・こ・ろ・が！
キャラメルじゃない！チョコだけでもない。
どこかで食べたことある？このフィリングの味…。



と、考え考え首をかしげつつ味わった結果、
たぶん…チョコレートのLooｋの中身が一番近い。
レーズンのクリームとでもいいましょうか。

それが、グリーンのピスタチオクリームと
あわせて口に入れると、またまた味わいの層が深くなる。
イチゴと食べると、フルーツのフレッシュさが引き立つ。

ひと口食べるごとに
「ううーん！このクリームとフルーツのマリアージュがぁ！」
「またまた想像を越えてきたｯ！！！」
「このおいしさにポエムを捧げたい！」などと
大騒ぎしていましたが、
その空間は、こんなにロイヤル。


まず、ショップのショーケースでケーキを選んでから、
扉一枚奥のロイヤルサッルゥーーン（勝手に命名）でお茶とともにいただきます。



ヨーロッパの老舗パティスリーって、
こんな感じじゃないかしら？って風格です。


こちらは、お店に置いてあったチラシ？フライヤー？
お部屋に貼りました。額装したいくらいです。



近鉄四日市駅から徒歩で行ける距離。




タンブラン　jouer du Tanblan
三重県四日市市栄町9-2
10:00～19:00（L.O.18:00）
月曜・第4木曜定休
（月祝の場合は営業）